google.com, pub-6886053222946157, DIRECT, f08c47fec0942fa0 日 光 讃 歌: 日光讃歌(69)信仰の地  「女峰山;登山」

2013年10月23日水曜日

日光讃歌(69)信仰の地  「女峰山;登山」








日光讃歌(69)信仰の地  「女峰山;登山」


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さて、

女峰山であるが、殺傷禁断の石碑、稚児ヶ墓、白樺金剛、七滝遥拝石、箱石金剛、といった歴史ある霊碑が並ぶ

登山ルート上から右手に広大な大峡谷が口を開けている。 「雲竜渓谷」と言われ荒々しい峡谷は必見ものである。
脚下から数10m大きく切れ落ちている断崖絶壁は、一瞬、体が固まる。
良く観ると、周囲全体が女峰山を中心に衝立のように立ちはだかっているようだ。 
そこから白い筋状の滝が数本、一気になだれ落ちているのである。 実に、峻険そのもである。
聞くところによると、この雲竜渓谷の内部見物コースは崩落、落石が頻繁に発生しているため進入は禁止しているらしい。
ただ、底部の方の見通しはあまりなく、黒岩山頂からの展望だと、もっと豪快に眺められた思う。


雲竜渓谷の最奥部の広大で険しい断崖絶壁は、まるで巨大な氷河が削り取ったような様相であるが、実は、火口の跡らしい。
渓谷は、女峰山と赤薙山(あかなぎさん)の爆裂火口の中に発する稲荷川上流にあり、日光連山中で最も代表的な渓谷であろう。 

女峰山直下を激しく下方侵食しているため、豪壮無比な急崖をつくっていて、そこには、友知らず滝・黒岩滝・七滝・胎内滝等があり沢登りのメッカであったが、沢が若く崩壊作用が激しく危険な所でもあった。

近年砂防工事が進んで極端な谷の変化はなく相当浅くなったが、アカナ沢・七滝沢はなお危険で入谷禁止地帯となっている。
尚、厳冬期には谷壁一面に巨大なつららが成長し、さながら氷の回廊のようになる。
特に、この渓谷の上流にある滝・雲竜瀑は、氷結すると100メートルに及ぶ、さながら氷の殿堂、氷壁となり、氷瀑に挑む登山者や見物人の姿で賑わうという。


次回、「女峰山;登山・Ⅱ」








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