google.com, pub-6886053222946157, DIRECT, f08c47fec0942fa0 日 光 讃 歌: 日光讃歌(84)奥鬼怒山旅 「奥鬼怒湿原」(Ⅱ)

2014年3月17日月曜日

日光讃歌(84)奥鬼怒山旅 「奥鬼怒湿原」(Ⅱ)






日光讃歌(84)奥鬼怒山旅 「奥鬼怒湿原」(Ⅱ)



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彼の湿原植物群は、今は季節感の変わり目の時期で、来るべき白銀の到来を待ち受けているようだ。

本来なら、この地上は全てが満貫に彩られ、飾られ、華やいだ情景を造り上げていて、所謂、浮気な状態であった筈である。 

今は、それは過去のものでしかなく、全てが沈気に移り変わっているのである。 

だが、所々に新緑の水苔を見出した時、何故か、心が安らぐ。
これも、全てが自然の成せる技であろう。



春夏があり、秋冬がある。
 
大自然の輪廻は、次々と新鮮なものを演出してくれる。

特に、生物の世界においては、生きとし生きるもの全てが、輪廻の世界に殉じている。 

しかも、それ自体が自然であり、全うした生きる者が、枯れ死する瞬間こそ最も純粋な自然らしい姿のかもしれない。

枯れ死した草々も、未だ緑の水苔も、やがて次の季節の到来で、埋め尽くされるであろう。
しかし、それは来るべき時期の到来を約束するものでもある。

鬼怒沼の褐色に変色した湿原は、純な自然を我らに垣間見せているのである。



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写;鬼怒沼木道









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