日光讃歌(54)奥日光 「日光湯元の温泉街」
初冬の湯元温泉街
それにしても静かな温泉街であり歓楽街という歓楽的要素ははないが、鄙びた田舎臭さもないのである。
一帯は、温泉の匂いが鼻に快く匂ってきて、温泉地の特有の風情は満喫である。
現在、湯ノ湖畔に約15軒ほどのホテル・旅館があり、自然の中の佇まいで歓楽色は全くない。
行楽シーズンともなると、大方の宿は満室になるので、早目の予約が必要であろう。
硫黄の湯には湯の花が浮かび、温泉街には温泉地ならではの硫黄臭が漂う。
温泉街の中央には足湯があり無料で利用できる、源泉地は温泉街のはずれの湯ノ平湿原にある。
各源泉は屋根によって保護されていて、ここの源泉は日光湯元の各旅館への配湯だけでなく、近くの光徳温泉や遠く離れた中禅寺温泉まで分湯されている。
源泉地の隣には日光山輪王寺別院の温泉寺があり、これは8世紀に勝道が当温泉を発見した際に建立し、その後途絶えていたもので、現存する構造物は昭和中期に輪王寺によって建てられたものである。
境内には鐘楼も有って、山中の寺とは思われないくらいしっかりとしお寺である。
その、お寺にも温泉が引かれており、参拝客は男女別の共同浴場として利用されていて、濃厚な源泉湯に入ることができる。
寺で温泉と言うのは、なかなかオツなもんであろう。
又、湯元温泉には、足湯(あんよの湯)もあり、この施設はかなり大きく素晴らしいもので(勿論無料)、時間がある方は足を止めて、足を暖めることお勧めである。
次回、湯の湖
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