日光讃歌(27)中禅寺湖 「八丁出島」
八丁出島と男体山の秋
八丁出島
茶の木平山頂より、このまま半月山方面に向かってみよう。
高山植物園の脇を行くと、一面の笹の間に細い道が続く。
途中、中禅寺湖スカイラインを横切り、狸山(たぬきやま)からスカイラインの第一駐車場へでる。
しばし眺めを楽しんで、更に、半月山に向かう。
半月山からの展望
50分ほどで半月山(はんげつやま1753m)頂上につく。
眺望がないので、5分ほど先の展望台に行って見ると、真正面に男体山と中禅寺湖、左側に戦場ヶ原、白根山が見える。
そして、真下に中禅寺湖の出ベソといわれる八丁出島の見晴らしがよい。
名前の由来は沖に突き出た長さが八丁程ある所から来ているようである。
この場合は「丁」は「町」から変じたともされて、条里制においては6尺を1歩として60歩を1町としていた。
メートル条約加入後の1891年に、メートルを基準として1.2キロメートルを11町と定めた。
即ち、1町(丁)は約109.09メートルで、八丁は873mであり、1キロメートルは約9・1丁となる。
因みに、面積の単位で、長さの単位の町との区別のために町歩(ちょうぶ)と呼ぶこともある。
1町の10分の1を反または段といい、条里制においては、一辺の長さが1町の正方形の面積(1町が60歩なので3600歩)を1町(町歩)としていた。
即ち、1町は約0.9917ヘクタール(9917平方メートル)、1平方キロメートルは約100.83町となる。
1町は1ヘクタールに非常に近い値であることから、日本においては面積の単位のメートル法への移行はスムーズに行われたとする。
下山は半月峠から狸窪、八丁出島の付け根辺りに着く。
コースタイム ( )内は逆路
中禅寺温泉⇒30分(25分)⇒茶ノ木平⇒1時間20分(1時間30分)⇒第1駐車場⇒35分(25分)⇒半月山⇒20分(30分)⇒半月峠⇒40分(1時間)狸窪(むじなくぼ)⇒1時間(1時間)⇒中禅寺温泉
次回、中禅寺湖 「中禅寺湖南岸」
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