google.com, pub-6886053222946157, DIRECT, f08c47fec0942fa0 日 光 讃 歌: 日光讃歌(33)中禅寺湖 「千手ヶ浜と西ノ湖」

2013年1月14日月曜日

日光讃歌(33)中禅寺湖 「千手ヶ浜と西ノ湖」

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 日光讃歌(33)中禅寺湖 「千手ヶ浜と西ノ湖」 




 静寂な西の湖



千手ヶ浜は、天候の良い日に行けばここから男体山が大きく展望できる地であり、その他右の対岸には八丁出島の様子、そして、中禅寺湖スカイラインの半月山などの山々が手に取る様に見える。 

この千手が浜は、日光の中禅寺湖周遊汽船に乗れば到着することが出来、又、竜頭の滝の上の赤沼の駐車場から低公害バスを利用して小田代ヶ原を経由して、反対側の千手が浜までバスの旅となる。 

浜の南部に勝道上人が建てたという千手観音堂跡があり、今は名残として石畳や石塔が残る。


普段の千手が浜は、中宮祠方面から船便があり、低公害バスが弓張峠を越え外山沢川を下って来る陸路もあるが戦場ヶ原、菖蒲が浜に比べると観光客も少なく閑静である。
夏季はキャンプ場ができ、浜の奥には大学村もあって賑やかであるが、冬期は静寂で別天地の観がある。


この一帯は、「千手が原」とも言って西端の西ノ湖と併せて、古くは中禅寺湖と繋がっていたが、柳沢川から流入する土砂の堆積によって湖底の一部が原となり森となったところである。

その「西ノ湖」は、千手ヶ浜よりさらに 2km ほど西に位置する小さな湖である。
かつては中禅寺湖の一部であったが、そこから切り離されてできた遺留湖である。

日光山の開祖である勝道上人により、男体山の登頂成功に伴って中禅寺湖および湯ノ湖とともに発見されたと言われる。

西ノ湖は、周囲長約 1.5km、大きさは 東西 600m、南北 450mと、面積1km2 に満たない小さな湖である。
湖の北から西側にかけてはなだらかな斜面の砂浜が広がり、逆に南東側には急傾斜の斜面に樹木が茂る。

西ノ湖からは柳沢川を経て中禅寺湖へと水が流れているが、流入してくる大きな河川は無い。
そのため降水量によっては、湖面が激しく上下するとされる。

時期になると、無公害のバスが赤沼から小田代ヶ原、西の湖(入口)、千手が浜まで通っているので、奥日光の隠れた自然探勝地として静かな人気が有る。

ただ、クリン草の開花時期だけは賑わう。



日光讃歌(34)戦場ヶ原 「竜頭の滝





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